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僕たちに明日はあるのか?VOL3 [ぼくたちのシリーズ完結編]

-サプライズ 1-

ツアーコンダクターの一日は、滅茶苦茶に始まる。

例えば、朝に帰ってきて、お仕事が完了し、そして夜

また、新しいお客様を連れて飛ぶと二日分の日当を得る。

僅か、数時間で二日分稼げるときもあれば、27時間労働もある。

例えば、成田空港を12時に飛ぶとして、お客様の集合時間は、

2時間前の10時なのだが、気の早いお客様は、9時に来ることも

しばしば起こる。

会社からは、国際線出発なら、2時間前。国内線出発なら、1時間前

これは、お客様集合時間の前。だから、僕は8時には空港でスタンバイする。

そうなると、逆算すると、8時にたどり着くためには、始発バスに乗る。

国際線に乗り込んで、14時間。乗り換えで4時間。そこから、約2時間の

フライトを経て、僕は地球の裏側に居ることもある。

でも。それだけでは終わらない。空港でおよそ1時間ないし2時間かかり、

そこから、バスで2時間ほど。ヘトヘトになり、ナイアガラの滝近くの

ホテルに居ることもある。それでも、まだ、その日は終わってないので、

夕食にご案内して、ベッドを出てから30数時間ぶりにベッドに倒れこむ。

一人かどうかは別にしても睡魔は襲う。夢の中で電話が鳴る。

トロントの毛皮屋の社長に違いない。

「明日!宜しく・・ね!」

ふざけるな!と怒鳴りたくなるのだけど、R(リベート)の割がいいので、

愛想よくしておく。何しろ、売り上げの15%を税金のかからないお金が、

懐に飛び込んでくるので、美味しい仕事なのだ。

「リムジンでしょ?」

会社が用意しているバスは使えない。毛皮屋に高級リムジンを用意させ、

CNタワーの夜景ツアー無料ご招待と称して、毛皮屋へ連れていき、帰りに

ガイド嬢と一緒お客様を連れて展望台へ登ればよい。

勿論、ガイド嬢にもお小遣いを渡し、口止めは必要だけど・・・

「はいはい・・判りました。行けばいいんですよね。」

「うん。」

「会社からは、契約解消で寄らなくてよいと言われていますけど・・・」

「15いや・・20でいいでしょ?」

「お土産くれるかな・・・連れていくにしても・・・」

「何個?」

「お客様全員分。そうだ・・・あの、ミンク製の犬・・・」

「あれでよければ・・・用意するよ!」

「じゃあ・・明日。8時に来てください!」

これで商談は成立。売り上げの20%。お客様には、一個5000円のぬいぐるみを

プレゼント。おまけに高級リムジンでツアーに含まれていない夜景までオマケ。

悪い話ではないはずだ。折角、トロントくんだりまでわざわざ来ているのだから、

寝る時間を削っても、CNNタワーから眺める夜景は綺麗だし、ロマンチックな

気分に浸ってもらえばいい。お客様全員分の犬のぬいぐるみは、僕にもちょと

役得になる。4人家族でも二人でも1個上げるだけだから、僕の手元には、多い時で

10個ほど残る。これは、見込み客の「お姫様」と呼ばれるお姉さま方へのお土産。

正しく、一粒で二度おいしいことになる。

僕に指名をくれるお姉さま方のうち、上客と呼んでいる「お姫様」には、ミンクの

ショールを貰ってゆくこともあるけど、お姉さま方が毛皮のコートを買うときは、

毛皮屋の親父さんが、日本で営んでいるお店に紹介するのだから、このくらいの

役得は既に織り込まれているのだろう。まあ、お金の出所は僕の知ったことではない

多分、一流企業のスケベ親父に出させているのだろうけど、僕にとってお金に色は

ついていない。

「明日もがんばりましょ・・・」そう呟くと、僕は眠りにつくことになる。

明日は、ナイアガラの滝名物の「霧の乙女号」に乗り、花時計を眺めたりしながら、

昼食は、ナイアガラの滝を眼下に眺めながらの回転レストラン。

あんまり美味しくないので、僕はガイド嬢ときっと階下のビュッフェを食べに行く。

僕の分で二人分のご飯に代えてもらえるので、変更を頼んである。

ついでに、明日の朝ご飯のチケットもガイド嬢に上げてしまったので、僕は朝霧の中

早朝散歩とシャレ込み。地元の人に紛れ込んで、2ドル99セントの朝食を食べるのだ。

パンケーキにメープルシロップをたっぷりとかけ、ターンオーバーで焼き上げた目玉焼き

そして、カリカリに焼いたスモークの効いたベーコンとコーヒー。これで充分だ。

そんなことを考えていると、ベッドサイドの電話がまた鳴る。

「また・・・か・・・」と一瞬僕の頭を横切る。

僕も30数時間ぶりなら、お客様もほとんど同じなわけで、バスにお湯を張っているうちに

階下に溢れさせてしまうことも起こりえる。

カナディアンイングリッシュに寝不足の僕の頭はきつい。何しろ、僕の英語は碌な習い方を

していなかった。誰にどう習ったのかはさておき、僕の英語は殆どブロークンイングリッシュ

こういう時には役に立ったためしはない。何しろベッドで寝ながら覚えた英語は、あまりに

ヒドイ英語に決まっているからだ。

フロントに呼び出され、降りてゆくと、「やはり」である。

「やはり」をやらかしたお客さんが、小さくなっている。

「海外旅行保険はご加入いただいておりますよね?」

「はい・・・」

「ちょっとお見せいただけますか?」

大抵、個人賠償責任がついているので、保険会社とホテル側の話し合いで済む。

「大丈夫ですね・・・保険使えますから・・・」

僕は恐縮するお客さんを制すると、フロントへ交渉に向かう。

まあ、階下の宿泊者には、気の毒だけど、僕はツアーのお客さんを守る義務がある。

「よう!くそったれ・・・」僕は精一杯の笑顔で話しかける。勿論の日本語だから、

まず、彼らにはわからない。まあ、判ったとしても気にしないのが、僕のスタイル。

何しろ、ツアーコンダクターの営業時間は、朝8時から夜8時までだから、時間外

それも、30数時間ぶりのベッドから、引きずりだされた恨みもある。

毎度のこととばかりに、保険会社へ連絡させ、諸手続きを終える。

「これで大丈夫ですので、お休みください!」とお客様を部屋へ送る。

大体、こういうお客様からは、出発時に「心づけ」なるものをいただいている。

お部屋に送り届けると、僕は貸し借り表を作成する。こういうお客様こそが、

リピーターとして、指名をいただけることが多いのだ。

「明日・・買ってもらおう!毛皮・・・」とつぶやいて、僕はまたベッドに潜り込む。

「まあ・・・平和だよな!今回は・・・」とつぶやくこともある。

僕にとっての「平和」とは、「アプライズ」があるかどうかで決まる。

Sさんの紹介のヤーサンの旅行の方が、「サプライズ」よりはましだ。

僕の添乗員生活は、とある会社に入った時からだった。

その会社は、あちたこちらの旅行会社へ添乗員を派遣する会社だった。

だから、今日はA社明日はT社そして一週間後には、K社の添乗員として

あちらこちらを渡り歩くのが仕事だった。

忘れられないのが、「バスが事故ったら、お客様を全力で救出しろ」だの

マスコミが来る前にお客様から、旅行会社名が特定できる全てのモノを

回収しろだの。燃え盛るバスの中に飛び込めだの。

いざ、事故があれば僕は、きっとこの世には存在しないことになる。

まあ、仮に助かっても、お客様に犠牲者が出れば、現場責任者として

それなりのペナルティー。何でも、業務上ナントカというらしいが、

塀の中に押し込まれる可能性があるという研修を、「嫌!」と叫びたくなる

くらい、研修三昧の日々を過ごし、期待と戸惑いとちょっとした投げやり気分で

初日を迎えた添乗初日の朝のことだった。

この日は、「日帰りツアー」で、小田原の梅園出かけるツアーだった。

お客様は、フル。40名様。先輩が1号車をそして、僕は2号車の担当。

ついでに言えば、別の場所からの出発もあるので、総勢13台のツアーだ。

「あと・・一組。12名様で終わりなんだけど・・・」

先輩の1号車は、既に定刻15分前には、出発してしまった。

僕は焦りと「ノーショー」つまり、「現れないお客様」の

準備を始めねばならない。

そんな時だった。

「よぉ!待たせたな・・・」と久しぶりに佐々木クンが僕の前に現れた。

「て・・・てめぇ~」と言いかけたとき、僕にとって不運な一日が、

始まろうとしていた。

何故なら、僕が出かける時には、揃って見送っていたはずの、リリーズ。

そして、悪たれ連のメンバー。

特に青〇クンは、このためにわざわざ仏教大学から抜け出し、

わざわざ、新幹線でやってきたのだ。

リリーズ2名。青〇・Y・白〇・佐々木。そして、変態小児科に同じく変態

産婦人科を目指している。悪たれ連ドクター見習いの2名。

「あのさ・・佐々木!」

「あん?」

「12名だろ・・・残りは?4名。」

「そろそろ来るだろ?ションベンに行っている。」

「あのね。お化粧直しでしょ・・・」美希はまだ、先生気取りらしい。

美希は、僕のせいで、学校から、追い出されたのに、まだ、先生なのだ。

「ま・・さ・・か・・・」と僕が言いかけたとき、

「お待たせぇ~」とカオリさんを先頭に四名の巫女’s。正確には元巫女’sが

飛び込んできた。

「やはり・・・」

僕は呪われていた。いや、元をただせば、僕から「情報」を聞き出した。

相変わらずの「ナンカ妖怪」いや、妖艶なリリーズの二人の、笑い声が

そこには、響き渡っていた。

「あはは・・・なるほど・・ね。」

僕とジュニアは、僕のフライトに合わせて、空港のバーでビールを

ラッパ飲み競争を終え、バーボンの入ったグラスを傾けていた。

「酷い話だろ?俺・・・初っ端から怒られまくってさ・・・」

「まあな。でも、あいつららしい。」

「ついでに言わせてもらうと、お前も参戦していたよな・・・」

「ああ!偶々・・でいいんだけ?日本語?」

「まあ・・合っている様な、無い様な・・・」

「こっちに来る前にお前に会いたっかたし」

「まあ、負け組は、ご挨拶にくるのが礼儀だしな・・」

「くそぉ~てめぇのラッキーパンチ食らわなきゃ・・・」

「反対だって言いたかったのか?船から落としても良かったんだが?」

「どういう意味だ。」

「お前を海に投げだして、サメのエサにすれば良かったかと・・・」

「でも、お前はしなかったな。」

「お前もな・・・もう一杯飲めるかな?」

「ああ・・・そうだ。チェックインしておいたぞ!ホレ!ボーディング。」

「サンキュー。ジュニア。」

僕は受け取ったボーディングを眺めた。いつもの色ではない。

僕が乗る予定のJ〇Lは、クラス毎に色分けされた帯で乗るクラスが判る。

「お・・・おい。ジュニア・・・これ・・・・」

「ああ!エコノミー満席だったんで、ガールハントついでに、切り替えといた」

「あの・・な。俺のチケット。エージェントディスカウントの・・・」

「知っている。まあ、俺様にかかれば、ちょろいもんだ。」

僕は、格安だったはずのから、プラチナいやそれ以上に化けた。

ファーストクラスのボーディングパスを拝むと、上着のポケットに、

一緒に受け取ったパスポートに挟み込みしまった。

「それより、並ばなくていいんだから、もう一杯遣ろう!」

「ああ・・・」

僕はこの時、この日がジュニアと飲み明かす最後になるとは、

知らなかった。

機上の人となった僕は、彼が不時着で、足を損傷して入院。

そして、アフィアの女としらず、ガールハントして、そのマフィアに

撃ち殺されたことを知ったのは、彼の死後。一か月が過ぎたころに、

会社のメールボックスに紛れていた一通のエアーメールと、同じ頃に

届いた最後に飲んだバーボンだった。

その日の夜。久しぶりに泥酔した僕の夢の中にジュニアが現れた。

「おい!ぶちょぉ~」

「部長じゃねえて・・言っているだろ。このデコスケ。」

「美味い日本酒飲みたいな・・・あれ!かんぱいだっけ?」

「寒梅だろ。」

「そうだった・・・日本語。むずかしいね。」

僕は、次の日。ジュニアい会うべく、休暇をもらい。彼や彼の父親が

眠っているミルウォーキーへ行くべく機上の人となった。

勿論、ジュニアが飲みたがっていた寒梅を旅の道連れとして・・・・

-サプライズ2-に続く。





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オストドのためいき。「ByeBye!」 [ひとりごと]

空飛ぶ食欲魔人ことオストドでございます。

本日もポンポコ腹親父の拙いブログへようこそ!

ご訪問賜っている皆様の諸願成就をご祈願させていただき、

本日もスタートなのでございます。

さて、本日のお話は、「ByeBye!」つまり、サヨナラでございます。

念のために申し上げますが、オストドがブログを辞めるわけでもなく、

まして、食べ過ぎによるものでそろそろこの世とお別れするわけでも、

オストドの会社が潰れるわけでもありません。

おまけに言えば、年数度の空の旅を辞めるわけでもありません。

秋には、「プラハの秋」が待ってますし、来年正月明けには、バリ島へ

行くのも決まってますし、メストド1号のお誕生日は、またリスボン。

ここまで、発券&手配が終わっているわけですから、多分、死ぬ寸前まで

飛んでいるはずでございます。

本題に戻しますと、「バイバイ」は色々あるので、ございます。

まず一つ目は、本日。公判を受けているKクン。

簡易裁判なら、罰金刑=資格停止は免れておりましたが、多分、有罪は免れません

免れないので、99%の確率で執行猶予付き有罪判決。

そうなると、お仕事で必要な資格は、執行猶予期間中停止になるわけでございます。

まあ、暫くの間「バイバイ!」

二つ目は、別れでございます。

また、ここで言わせていただきますと、タバコとお別れするわけではありません。

一番大きいのは、多分、お隣さんだと思います。

添乗員時代は、相当行く羽目になったお隣さん。

彼の国でその昔オリンピックが開かれるその寸前までは、大手を振った

キーセンの旅の添乗。ニセモノ天国で、オストドの手には、8000円で買った

中身は、セー〇-製と言われておりました。確かに5年以上機能を果たしてくれた

〇ン〇ルノニセモノ腕時計。添乗員の荷物検査はほとんどスルーの税関検査。

その場で聞こえるのは、連れて行ったお客様の悲鳴。

殆ど、摘発を喰らっているそばで、オストドの手には、キムチとニセモノバッグが

一個入ったビニール袋。

行くのに、ビザが必要で、オストドのはマルチビザ。

そんなものが必要だった頃も今では懐かしい思い出。

ヨーロッパから、マイル特典ビジネスを手配したら、イスタンブールでは、

「オンリーターキッシュ」と言われ、用もないのに、ピックアップのため

フランクフルトで入国して、すぐアシアナでソウル。そして、ANAで成田。

懐かしい思い出でございますが、もう行くことはありません。

経由便がどんなに安くても、身の安全第一でございますので、高いチケットを

買ってでも、行きません。もう、オストドの選択肢には、お隣の国はありません。

まだ、モスクワとか上海や北京経由の方が、マシと考えていたところ、伏兵が

現れました。ポーランドのワルシャワ経由なら、安いし早い。

マイルが稼げるSASも捨てがたい。片道で某日系の2倍マイルが稼げるとか、

SQなら、広々シートで、機内食をリクエストして、のんびりと南周りも

捨てがたい。

まだ、確定なのか定かではありませんが、もしかすると・・・もしかする。

そのためには、もうちょと長生きしたい。

因みに、オストドがまた、パパをやるわけではありません。念のため。

未来ある子供たちに誇れる様に、お互いに歩み寄れるなら、歩み寄り、

お別れするなら、完全にお別れしていただいた方が、すっきりするのは、

オストドだけなのでしょうか?

それでは、皆様!この記事は時限的に消えるかもしれません。

それも「ByeBye!」です。

またのお越しお待ち申し上げております。
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オストドのためいき。「うわぁ~おっ!」 [ひとりごと]

空飛ぶ食欲魔人ことオストドでございます。

本日もポンポコ腹親父の拙いブログへようこそ!

ご訪問いただいている皆様の諸願成就をご祈願させていただき、

本日もスタートなのでございます。

最近、山本五十六長官が愛したという「料亭」で、ランチ。

オストドの会社の担当者さんで、オストドの物件に住んでいた

そんな方が、転勤することになり、送別会と名を借りた

「会場探し」と称した「ランチミーティング」に行ってきました。

先日は、I県T市のS川沿いの隠れ家風のところで、

「密談ランチ」で、会席料理をいただいたり、その前は、昔の城跡に

あるその名も、〇〇城というお店の離れで、やはりお昼会席。

考えてみると、週7日。一日3食。但し、週末は2食なので、計19食。

その中で、メストド1号の監視下で食しているのは、7食。

お腹が順調に育っているのも判る気もします。

ある日は、宮崎牛の特上定食とか・・・とんでもありません。

「腹回りを測りますね。」やさしそうなナースが微笑んで

「はい!1〇〇センチ!」

「はあぁぁぁぁぁぁ・・・・」

「少しは努力が・・・・」

「はいはい・・・」

オストドは只今、骨折箇所もほぼ繋がり。リハビリ中。

病院のリハビリ科の女医さんの診察を受けて、リハビリ。

「少し痩せましょうかね~500gで、足に係る負担は・・」

その話をメストド1号に報告すると・・・

「でしょ?週500gって言われたでしょ?」

「死んじゃいます・・・多分。」

「じゃあ・・・月。1年で6キロ」

「多分・・・ムリ・・かと・・・・」

「甥っ子は1食抜くだけで、体重500g減るけど・・・」

「あれは、特異体質!」

「あんたのお腹は、異常体質。とにかく、月500g」

「減らなければ?」

「週2日断食でもいいけど・・・」

とりあえず、昨日からダイエットもどきを始めました。

「痩せるわけねえけど・・・やらないとな・・・」と

溜息を一つだけ吐いて・・・スタートでございます。

でも・・・今週。ランチミーティングがありますし、

来週にもありますし・・・・

でも、ひとつだけ言わせていただきと・・・

「痩せろ!」と言うのなら、かつ丼ならその半分近く。

チャーハンを食べに行ったら、約2/3押し付けてくるのは、

「痩せろ!」と言っている。お方なんですけどね・・・

それでは、皆様!またのお越しお待ちしております。
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旅の後始末「三本目の足で・・・」VOL4 [2019年リスボンの旅]

-VOL4 サプライズ!-

昨夜は、メストド1号も珍しくステーキ。オスオドは言わずもかな、

ステーキを食した。勿論、「キリギリスじゃないんだけど・・」と

のたまいながら、サラダボール一杯の生野菜も詰め込んだ。

オストドは最後の夜にライトアップされた発見のモニュメントを

眺めながら、テラスでタバコを吸い、メストド1号は荷造りタイム。

相変わらずの最後の夜。(厳密に言えば、短い夜がもう一晩ある)が、

最後に、カタール航空のファーストクラスで貰った。旅専用のパジャマを

投げ込めば終わりの状態で、朝を迎えた。

「さてと・・・メシ行くかね。今日は昼は遅くなりそうだし・・」

12時半に迎えがやってきて、TAPポルトガル航空でミュンヘンへ飛ぶ。

その機内で出るであろう機内食が昼食になり、ミュンヘンを離陸した

羽田行きの機内で食す機内食が夕食の予定だからだ。

「あっ!誕生日おめでとう!だな・・やっぱ・・・」

「ありがとう。でも、あんまりありがたくないけどね。」

ここ数年。メストド1号のお誕生日は海外で迎える。

今年は日程の関係上、メストド1号のお誕生日が、日本へ向けて出発日。

カフェテリアで、多分、オストドは軽く2食分はお腹へ押し込み、

メストド1号もいつもの倍量くらい押し込む。

メストド1号は背中を向けているけど、オストドの目には、

ウエートレスが、ケーキとシャンペングラスを二つ持ってくるのをみた。

「またか・・どこかのバカは、朝っぱらから・・・・」

オストドの言葉はここで途切れた。

「ミスターオストド。ハッピバースディ」

「ノン!こっち・・・」

オストドの指はメストド1号を指さした。

「マーム。ハッピバースディ!」

メストド1号の前にローソクに火が点けられたケーキと

二人の前には、シャンペングラスが置かれた。

「えっ?」

「俺は知らないからね。ホテルからでしょ・・・」

目の前に置かれたチョコレートケーキは、およそ20cm四方

「お腹いっぱいなんだけど・・・」

「だ~め。!」

恐る恐る食べたケーキは、完全なチョコレートケーキだった。

マルタ島では、手配したケーキは、チーズケーキだったので、

持て余していたけど、これも完食し、シャンペングラスも二つ

空になった。

「いやあ~ホテルからのサプライズは初めてだわ・・・」

「あたし・・・このホテル大好き。」

「良かった。それなりに・・・払ったからねえ~」

最初は「高い!」と思ったけど、ロケーションと朝食

そして、スタッフにこのサービスなら、高くはなかった。

朝食を終え、ちょっとこの旅最後の散歩に出る。

ホテルは12時にチェックアウトすればいいわけで、

暇つぶしも兼ねていて、ついでに、立派に育っている

オストドのお腹が少しでもへっこむ事を期待しての散歩。

チェックアウトを済ませ、しばらく待つと、お迎えの車が、

定刻より早く到着。ドライバー氏が、車窓を流れる景色を

ガイドしてくれながら、あっという間に空港に到着。

「やはり・・・ようこそ!ポルトガルに車を頼んで良かった。」

「そうねえ~去年よりちょっと高いんでしょ?」

「ちょっとね。サービスは全然ちがうね。価値以上のものがあった。」

往復で100ユーロ。PAYPAYの手数料が5ユーロの価値は充分だ。

「また、来ることがあったら頼もう。ついでにカーチャーターで観光も」

「そうね・・」

TAPのカウンターでチェックインを済ませ、手荷物検査を受ける。

オストドの三本目の足も、チェックを受ける。

去年のクリスマスに見つけた喫煙所へ行き、一服。その後、ラウンジ経由で

もう一服。ボーディングゲートで待っていたのは、

「はあ?ば・・・バス?」

ボーディングブリッジの横の階段をキャリーを抱え、三本目の足で一歩一歩

降りる。降りれば、今度はタラップ。

最新鋭のA321neoだったけど、オストドには、ある思いがあった。

「ねえ~もしかしたら・・・・」

オストドの悪い予感は当たる。ミュンヘンでもタラップを降りる羽目になる。

ミュンヘンで、EU出国。喫煙所を経て、ラウンジそして、喫煙所。

ANA便のゲートでは、「お手伝いの必要な方」と見られたのか、優先搭乗。

そして・・・オストドとメストド1号は、この旅最後の機体に乗り込んだ。

いや、航空券上では、次の旅が始まっているので、旅のスタートなのだ。

今回は、リスボン~羽田/成田~プラハの航空券を買ってあるからだ。

「さてと・・・・また。働きますかね・・・・」

「そうねえ~」

「10月が楽しみだけど・・・」

「あたしは地獄?10日後にエコでシドニーなんだから・・・・」

「だねえ~」

「それもホテル2泊機中2泊・・・」

「仕方ないじゃん!」

「俺はその間。伊勢神宮かな・・・・恒例の・・・」

「また・・足折らない様に・・・」

「ら・・・らじゃぁ~」

-後日談-

無事、羽田からリムジンバスで成田空港へ行き、車を引き取り帰宅。

6月に法要(49日)のため、北海道へ行くことになった。

ついでに、オストドのここ数年恒例の「ヤロウだらけ。いやヤロウだけの旅」は

また、バリ島へ行くことになった。オストド属するA班は、香港航空で出発する。

ホテルは、カユマニス・ジンバラン。これで、カユマニスのバリ島にある4つの

ホテルを全て制覇することになる。

いや、その前にプラハからの帰りのチケットも手配しなければならない。

ブダペストに飛ぶか、ウィーンに飛んで一泊も悪くなさそうだ。

その前に、オストドはパスポートの更新を受けねばならない。

健康診断もあるけど・・・どうなるのだろう!

-あとがきに代えて-

「いつまで飛ぶんですかね?」

「さあねえ~俺は車いすでも行くけど・・・」

「あたしは・・・」

「また、車イスのる?成田で一回乗ったじゃん!」

「嫌なこと思い出させるなっ!」

メストド1号は数年前に日本帰国時にカップルが推したカートを

ぶつけられ、成田空港内の診療所へ車イスで運ばれた。

幸い、軽傷だったけど、旅行から帰ってきたカップルにとって、

請求された治療費は、大変だったのでないだろうかと、今でも

思う。

今回の旅は、出発の1か月ちょっと前にオストドが転倒骨折という

不名誉な怪我はあったため。三本目の足が相棒として同行した。

多分、いや、10月のプラハにも今週末の北海道にも同行する。

「ず~っとじゃない・・・」

「まあね・・そのほうが、安心かな?多分・・・・」

今は亡き父が、認知を患い、いつの間にかいなくなった時があった。

その時は、北海道・網走まで迎えに行ったことがある。

AIRDOの機体で帰ってきたときに、CAに抱えられて車いすに乗り降りした

父に「いいなあ~」と言ったことがある。

「いいだろ?代わってやらん!」と笑っていた父。

きっとオストドも最後の最後まで旅は続けるのだろう。

そして、同行する者に言うのだ。「代わってやらん!」と・・・・

旅はいいものだ。ぐだぐだ過ごす日常の休みと違い。

そこには非日常の世界がある。

バリ島へ行けば、また、オストドは「スッポンポン状態」で、

ヴィラにあるプールに飛び込むことだろう。

プラハでは、オペラかバレーもしくは、クラッシク鑑賞なんぞに

現を抜かすのかもしれない。

何故なら、そこには非日常の世界が待っているからだ。

先日、ある取引先に尋ねられたことがある。

「どこがいいですかね~」と漠然とした質問だった。

ある者は、オストドの助言でハネムーンにバリ島へ行った。

ある者は、おめでたらしいのだが、ヴィラの世界へ行きたいとのことで、

宮古島を勧めた。ある者は、那須のとある旅館へ行き、プロポーズする気

満々だったけど、美食と美酒にやられ不調だったそうだ。

そして、姪っ子は、メストド1号とメストド2号が住む大陸へ出かける。

勿論、航空券とホテルはオストドが手配した。

ツアーで行くより、相当安くなり、ホテルのグレードはアップしたけど、

メストド1号の不満は、エコノミークラスにあるらしい。

「仕方ないでしょ?」

「まあねえ~」

オストドが絡むと、みんな旅に出たくなるらしい。

オストドに潜むとある団地の上空は、羽田空港へ着陸機やら、時には

海上自衛隊機や陸上自衛隊の輸送機が舞う。

「ねえ!」

「なんでしょ?」

「秋の航空券手配した?」

「まだ!候補は挙げているけど・・・」

「あたしの誕生日!」

「誕生日?ああ・・・復路分か・・・」

「あたし・・また行きたい!あのホテル!」

「ちょっと・・・高いけど。コスパはいいか・・・」

「でしょ!判ってるわよね?」

「らじゃ~」

来年のメストド1号の誕生日旅行も決まった。またリスボン。

それもベレンのホテルそしてお部屋もご指定。

「SQでもいいけど・・・+3日だし・・・ワンワールドは論外」

「どこかないの?」

「あった!LOTポーランド航空。」

秋のプラハ旅行の帰路をプラハ~ワルシャワ~成田。

お誕生日は、前日に・・・・「入れるじゃん!」

成田~ワルシャワ~リスボン。

お値段は予算内もいいところで、オールビジネスクラス。

ぽちっと発券しているオストドの姿がそこにはあった。
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オストドのためいき。「だから・・・言ったでしょ!」の話 [ひとりごと]

空飛ぶ食欲魔人ことオストドでございます。

本日もポンポコ腹親父の拙いブログへようこそ!

ご訪問賜っている皆様の諸願成就をご祈願させていただき

スタートなのでございます。

さて、オストドに「見えない力」が与えられたのは、

もう数十年も昔。それもやんちゃ坊主の頃。

しばらく、封印しておりましたが、封印が解けたときには

数十年の時の流れ。

早いものでございます。

すっかりポンポコ腹になったオストド同様。

飽きもせず、オストドのそばにいたとあるものは、

すっかりトオストドに似て、ポンポコ状態。

しかも、数が増えているのでございます。

まあ、お蔭かどうかはさておき、色々な事に

巻き込まれる日々なのでございます。

先日も、一昨年ぐらいから、機会があるごとに

背中に背負っている黒いものをせっせと追い払いましたが

先日、事故を起こしたのでございます。

彼には、事故の前に「安全装置テンコ盛りの車に乗れ!」と

散々、忠告していたのでございますが、

危惧していたことが起こりました。

「だから・・・言ったでしょ!」と言うしかありません。

彼は幸い無事ですが、事故の被害者の方は、意識不明。

まあ、ご高齢の方だったので、ちょっとした事故でも、

被害は大きくなるのでございます。

「交差点安全通行義務違反(傷害)」で、彼は公安委員会から

免停90日(優良で45日)の処分の他、これから「裁判」の日々

真面目で正直者でオストドの気に入っている青年ですが、

相手が悪い。和解交渉も出来なくて、裁判に臨む彼は、

多分、実刑もしくは罰金刑かと思います。

皆様もどうか車を運転されるときには、「だろう運転」はしないで

「かもしれない運転」を心がけてください。

彼は、きっと会社には居られなくなるかもしれませんが、

オストドは見捨てることが出来ません。

彼が再び、自らの人生をやり直せる様に手助けをします。

これが、オストドに与えられた。神様からの使命です。

皆様が交通事故で被害者にも加害者にもならないことを

お祈りさせていただき、本日はここまでとさせていただきます。

またの、お越しお待ちしております。
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